「フリーターから起業して一発逆転を狙うぜい!」みたいなやつについて、です。
結論から書きますと、フリーターからの起業は無理ではないけれど限りなく無理に近いが正解だと思います。
いきなり起業してもうまくいかない理由
フリーターだろうがフリーターでなかろうが、起業しても基本的にはうまくいきません。
なぜかというと、そもそも経験値が圧倒的になさすぎるからです。
最近だと手持ち資金なしで始められるビジネスが大量にあります。
- ブログ・サイト運営
- youtuber
- インスタグラマー
- ブロガー
- ツイキャスプレイヤー
- ライブ配信者
などといったように、多種多様に元手がかからない個人ビジネスが存在しています。
でも冷静に考えれば考えるほどに、これだけ情報がオープンになっていると、競争も激化しているでしょう。
昔は某ヒカ◎ンさんの動画を喜んで20代の若者が見ていたかもしれませんが、今20代で見てる人はやはり少ないでしょう。どっちかっていうともっと若い。
このように、情報ビジネスだとしても、参入者が増えれば増えるほど戦いが激化するのがビジネスというものです。
正確には市場原理とも言えます。
残念ながらみんな勝ち組にはなれません。
勝者がいるのであれば必ず敗者もうまれます。
一般的な起業の場合は尚更無理
例えば、
- 物販
- アプリ開発
- ウェブサービス開発
といったように、資金力と経験値や人材などのリソースを多く必要とするビジネスの場合は、尚更無理ゲーです。
というのも、失敗すると借金まみれになることや、経験値や学習量からそれに伴う精神性などがいきなり起業する場合は全くもってないからですね。
もちろん、失敗を前提として取り組むのも手ではありますが、生活資金などが確保できないと心も何もかもすさんでいきます。
例外もある
実はフリーターというか、若くして成功する方法は1つだけあります。
圧倒的な才能です。
じゃあ才能とは何か?というと、
- 普通の人よりも圧倒的に美形
- 普通の人よりも圧倒的に知能レベルが高い
- とんでもない量の行動を短期間で行える
といったところらへんになります。
美形に関してはyoutuberや芸能人を見ていて分かる通り、むしろ若いからこその需要ですね。
他には、圧倒的に知能レベルが高いことや量を行うことができるという才能です。
これはあくまで主観ではありますが、『努力』という行動すら才能の前には及ばないと感じています。
例えば、天才的な人は以下のようなことができます。
- 短時間で無駄なく結果を出せる人(質が普通じゃない)
- 圧倒的に長時間動いて量で結果を出せる人(量が普通じゃない)
- 両方兼ね備えた人(両方)
一方でいわゆる普通の人というのは、どれもできません。
1日のうちに量もこなせなければ、質も高くないというところです。
そして普通の人がこれらの質・量ともにそれなりに到達するには、やはり時間がかかります。
ちょっと現実的すぎるけれど・・・
一応、当サイトではフリーターを脱して正社員になってからのー、ステップアップをしていこう!というコンセプトになっております。
なんというか、あまりにもおとぎ話キラキラみたいな幻想であり洗脳作業を行う気はありません。
もっと現実をお伝えしたうえで、そこから自分自身でどうするかを決めてほしいというところです。
ちなみに世の中にある
- 3か月で月収~~万円突破!
- 月商~~万円突破!
みたいなやつに関しては、全てマーケティングを含んだただの洗脳作業にすぎません。
幻想(夢)を与えてホイホイと情報を売っていくようなビジネススタイルですね。賛否両論ありますが。
そこらへんのカモとなってしまうと
- 現実も見れず
- 金と時間ばかり搾取される
完全なる敗者となってしまうこと必須ですので、注意はしたほうがいいです。
業界用語的にはインフォマンとか言うわけなのですが、まあ、、、人間的に尊敬はできませんね。(もちろん本当に良い場合もあるけど1%もいない)
余談ではありますが、「会社を設立しても1年後5年後にはかなり廃業スルヨー」なんてことが国税庁というソース元で言われていることもあります。(正しいのかどうか真相は定かではありません)
絶対的な答えなんてのはないわけではありますが、あくまで主観として、上手くいっている人の後ろには超上手くいっていない人がいることは忘れてはいけません。
そもそも人生というのはそこそこ体感的に長く感じられ、そしてお金が必要というのは、おそらく誰しも1000回は人口の99.999%が思っていることです。
彼ら・彼女らもおそらく何か行動していると思います。
- FXやってみたり
- 株をやってみたり
- 投資案件を購入してみたり
- 何かのビジネスをやってみたり
じゃあみんな上手くいっていて、会社勤めしてないのか?というと、まあないですよね。
誰しも手を出したけど撤退している場合がほとんどです。
それくらい、何かで成功を収めるというのはただならぬ精神力や体力、そして強い欲求が必要になります。
フリーターから一発逆転だドン!みたいなのは、やっぱり夢を見ているだけでは無理です。
確実性の高いフリーターにおすすめの起業方法
上のほうであまりにも現実をお伝えしすぎてしまいました。
「夢を見るな!」ということではなくて、現実を踏まえたうえで行動したほうがきっと成功確率が上がるからお伝えした限りです。
で、じゃあ具体的にどうすればフリーターは起業に成功できるのか?ということですね。
ちなみに実力の世界では、
- 今上手く言っていても今後もうまくいくとは限らない
- 逆に今上手くいってなくても今後上手くいく可能性もある
といったように、いろいろと変化があるものです。
成功者が「BBBこそ至高だ!これからはyoutubeで稼ぐ!個人ブランディングで稼ぐ!」とか言っていても、時代は変化するためあまり意味を持ちません。
大事なのは人に言ってることに流されるのではなく、自分自身で市場で生き残っていくことが重要です。
そしてそのための手段(道具)として、
- 動画で稼ぐ!
- サイトで稼ぐ!
- 投資で稼ぐ!
- 物販で稼ぐ!
- ツイッターで稼ぐ!
- AIで稼ぐ!
といった方法論を使うわけですね。
方法論だけ知っていても確実にうまくいきません。
重要なのは方法論を知ったうえで、いかに試行錯誤して勝ち抜いて顧客や取引先に『価値』を提供できるかです。
まずはへぼいけど『生活基盤』を整えるべし
非常にしょぼく見えるかもしれませんが、最初にフリーターの方がやるべきは、自分自身の足で立つことです。
シンプルに言うのであれば、1人暮らしできるだけの生活資金を稼げるようになることになります。
そのためには、やはり正社員として就職するのが無難です。
いきなり「気合が入るから!」などといった感情論だけで、起業を狙ってビジネスを始めても微妙なのではないのでしょうか。
そもそも飯食えないですし、好きなこともできないので。
それに起業して成功するには短期集中的な追い込みよりも、コンスタントに取り組みながらチャンスを常に狙っていくことのほうが重要度が高いです。
最低限の生活ができるレベルにしてから、
- 毎日の自分の時間
- 自分の手持ちの資金
といったものを投資していくほうが成功しやすいでしょう。
最初は正社員として働くほうがいいかもね~ってことです。
確か、どっかの海外の大学の調査結果では副業から始めた人のほうが成功しやすいとかいろいろ言われてましたね。
完全にその人次第としか言いようがありませんが、まずは最低限の基盤がないと厳しいかもしれません。
次に起業して上手くいくための手段を探す
よくホリエモンの儲かるビジネス4原則みたいなのが挙げられます。
- 在庫がない
- 利益率が高い
- 資金が必要ない
- 定期的に入ってくる
副業としてフリーターの方が始めるのであれば、在庫や資金がないほうがいい可能性が高いです。
ただ、絶対的な正解ではないと思います。
例えば、在庫や資金が必要なビジネスほど当たればそれだけ利益もでかいので特にこだわる必要はなくて、ケースバイケースですね。
で、おすすめのビジネスは?というと、下の記事で深堀させていただいております。
ココに副業ビジネスの記事リンク
まとめ
かなり『夢』ではなくて『現実』をお伝えする記事になってしまいました。
実際、フリーターをしていて幻想的な夢をあたかも「叶うよ!君だってできる!みんなできる!」みたいなことをお伝えするのは非常に残酷だと思うからです。
負け組のおやじみたいなセリフではありますが、世の中そんなあまくない!ってやつですね。
まあ、甘いだの辛いだの酸っぱいだのって完全に感じ方は人それぞれですので、一概には言えませんけど、みんな成功できないことは事実だということを忘れてはいけません。
正社員として働いて、残った時間と資金をすべてつぎ込むほうがつぶしは効きます。